YouTubeにおける狙い目のジャンルと決め方【2021年最新版】
最近、YouTubeを始めても、チャンネルのジャンルなどが迷走し、
「再生数・登録者が増えない!」
という方は、かなり多いかと思います。狙ったジャンルでやってみるも、思いのほか伸びず…
「このチャンネルはこんなに伸びているのに、自分のはなんで…」
そう思う方が多く、コンテンツクリエイターがYouTubeから離れていっているのが現状ではないでしょうか?
そんな最近のYouTubeについて、
- YouTubeは今どうなってるの?
- 2021年狙い目のジャンルは?
この2つについて、簡単に考察と結論をお伝えし、何かつかんでいただけたらと思います。
YouTubeの現状
まずは、YouTubeの現状を把握しておかない事には、対策すらできないので、リアルな情報を、以下のように分類して分析してみたいと思います。
A. 登録者数の多いチャンネル
B. 再生数の多い動画
C. 人気のある動画ジャンル
D. 伸びてきている動画ジャンル
全て書くと非常に長くなるので、分析結果のみを書いていきます。
A. 登録者数の多いチャンネル
登録者数の多いチャンネルについては、主に以下のことが共通してみられます。
- 全て一貫したジャンルで投稿されている
- 企画・構成がしっかりしている
- 無駄な時間・カットが最低限
- 演者の喋りがはっきり・聞きやすく・わかりやすい・面白い
- 見ている人の為になる
あなたの登録しているチャンネルを思い出してみてください。
恐らく、これらの条件にほとんどが当てはまっているはずです。
理由については単純で、人は、動画を見る際に必ず”目的”を持って、その動画を見に来ています。
「参考になりそうだから」「面白そうだから」「気になるから」など、
それらのコンテンツが集まっているチャンネルに、登録をしてしまうのです。
1つの動画を見て「面白い」と思っても、チャンネルのほかの動画を見てみたら
「あれっ??…」
なんて思うことはありますよね。そうなると登録解除です。
登録者数の多いチャンネルは、ほぼ全ての動画に一貫性を持たせて、見た人・気になった人の気を引くようなコンテンツ構成になっています。
動画の内容ももちろん、見やすいものになっているため、見ていても飽きが来ない仕組みになっています。
B. 再生数の多い動画
登録者数とは分けて、単純に再生数の多い動画の共通点を洗い出します。
- 時事的・季節的なもの(トレンド)
- 見た人のためになる内容
- 特別に面白い企画もの
- 有名人や好きな人物が出ている
- エロ・過激なもの
登録者数と被るところもありますが、再生数と登録者数は、あまり相関関係がないといっていいです。
登録率(視聴者数当たりの登録者数)を見ても、はっきりと見てとれ、
100万再生の動画を抱えているチャンネルでも、登録者数5,000人。
平均10,000回程度の再生回数なのに、登録者数20,000人。
などなど。
そして、やはりエロ系はそこそこ再生回数は伸びるようですが、登録者に結びすくか?というのは疑問があり、過激系・炎上系同様です。
C. 人気のある動画ジャンル
続いて、現在人気のある動画ジャンルです。
ただし、今回お伝えする、今狙い目のジャンル、とは異なり、既に人気のあるジャンルをピックアップします。
- レビュー系
- 瀬戸弘司、カズチャンネル、コスメ系、おもちゃ、旅行、などなど
- 考察系
- キリン、Naokiman、アニメ・漫画考察、などなど
- 教育系
- 中田敦彦、DaiGo、ヨビノリ、ビジネス系、などなど
- エンタメ系
- HIKAKIN、東海オンエア、Fishers、などなど
- 実況系
- ゲーム実況など
- 検証系
- HIKARUなど
- 技術系
- きまぐれクック、圧倒的不審者の極み、などなど
- 音楽系
- よみぃ、ハラミ、作業用BGM系、などなど
- 芸能人系
- 貴ちゃんねるズ、カジサック、中田敦彦、Vtuber?、などなど
- 格闘技系
- 朝倉未来/海、那須川天心、解説系、などなど
- フィジーク系
- ぷろたん、なかやまきんにくん、などなど
- 趣味系
- 車、アウトドア、釣り、などなど
- Vlog
挙げればきりがないですが、おおよそ、ほぼどのチャンネルも、このようなジャンルでくくられると思います。
要は、YouTubeは、ほぼ全てのジャンルが網羅された、いわゆる「レッドオーシャン」化されていると言っていいです。
D. 伸びてきている動画ジャンル
最後に、今伸びつつある動画ですが、これももう既に、成長段階をある程度終え、参入するのは難しいジャンルもありますので、決める際は慎重に、しっかり調査して参入する必要がありそうです。
- 格闘技系
- 芸能人系
- 教育系
- 音楽系
- 技術系
今、格闘技は急激な勢いで伸びているジャンルですが、経験者(現在進行で)のみ対象となり得るので、参入は難しそうです。音楽や技術系も同様です。
2021年YouTubeの狙い目のジャンルは?
それでは、以上のことを踏まえて、ようやく本題に入っていきます。
今(2021年3月現在)、狙い目のジャンルと、理由を簡潔に紹介します。
1.技術系(専門系)
技術系で有名なチャンネルは、前述した、「きまぐれクック」や「圧倒的不審者の極み」などが挙げられます。
音楽演奏なども、この技術系に含まれると思います。
ただし、各人が所持する「技術」を、そのまま生かした動画は多いのですが(もちろんそれだけでも楽しい)、昔のニコニコ動画風に言うと、
技術を無駄遣いするコンテンツ
は、圧倒的に少ない気がします。
最近大成功した、”朝倉未来”の、「喧嘩自慢にスパーリング…」の動画も、この、
自身の技術を、形を変えて活用し、披露している、
と言えると思います。
2.教育系
教育系といっても、
「誰かに何かを教える・伝える」
を目的とした動画であれば、ジャンルの幅は広がります。
1.の技術系と合わせれば、「自分の技術を他人に教える」ことが教育にもなり、Youtubeには、まだまだ存在しない、
技術や専門知識に関する教育コンテンツ
は、多く潜んでいると思います。
3.ユーザー参加型
実はこれも、今伸びているジャンルの一つのうちでもあります。
ひろゆきのライブ動画や、プロゲーマーによる、ゲーム実況配信などが、一番近いかもしれません。
ジョーブログが、クラウドファンディングで資金を集め、何かを成そうというように、
- ユーザー(視聴者)と共に何かを達成する
- ユーザー(視聴者)の要望に応える
というコンテンツは、今後更に成長していくジャンルだろうと感じています。
YouTubeのジャンルの決め方
最後に、ジャンルの決め方をお伝えしていきます。
今まで記してきたことを踏まえて、以下のような考え方で、ジャンルを決めていくと良いと考えます。
STEP.1:自分の技量を再確認
まずは、自身が持っているものをできるだけ書き出してみましょう。
「楽器が得意」「喋りがうまい」「声が良い」「〇〇ができる」
「優しい」「怒りやすい」「何もできない」「●●が好き」
などなど、なんでもいいので書き出してみます。
「何もできない」というのも、十分個性です。何もできないという、特技を武器に、挑戦しましょう。
STEP.2:”相性のいい”または”結びつきそうな”ジャンルをピックアップ
STEP.1で書き出したものに、それぞれ相性がよさそうなジャンルを当てはめてみます。
「楽器が得意 × 教育/検証/考察」 「怒りやすい → 検証」
「何もできない⇔何でもできる人」 「●●が好き → 実況・検証・教育」
などなど。
自由な発想で結び付けてみましょう。意外な組み合わせが誕生するかもしれません。
また、ここでふと思いついた企画なども、別途メモしておくと良いです。
STEP.3:ピックアップしたジャンル毎に企画をリスト化
STEP.2で作成した組み合わせに、実際に企画を考えて充ててみましょう。
「楽器×検証」:1本指でピアノの難曲を弾いてみたら…
「怒りやすい→検証」:ガチギレしているときの脳をCTスキャンでスキャンしてみた
などなど、見る人が気になるような話題を考えると、サムネイルやタイトルも、おのずと分かりやすく良いものになってきます。
STEP.4:リストから最適なものを実行
STEP.3でリスト化したものを、上から順に、やりやすいもの、または、面白そうなものを順に並べて、実行へ移していきます。
もし、客観的な意見が欲しい、または協力者がいるなら、第三者目線で見てもらうのがベストです。
自分は面白くても、他人には全く響かない事なんて沢山ありますので…。
STEP.5:実行→検証→分析→修正→…
規格が決まったら、実際に撮影へと移っていきます。
撮影の方法については、YouTubeを探せばいくらでもあるので、最初は、他の人の撮影方法を参考にしてやってみると良いです。
慣れてきたら、独自の方法で回すことになると思います。
撮影→編集→アップロード→公開
これらの工程が済んで、数日たつと、結果が徐々に見えてきます。
最初は、動画1本だけでなく、ある程度作り込んだ程度の物を、多く公開し、より多くのデータが収集できるようにします。
再生数や、登録者、再生時間などのデータが徐々にたまってくるので、
データ分析→動画(ジャンル)の見直し→修正
を繰り返し行い、より良いコンテンツへと仕上げていきます。
動画編集については、こちらの記事を参考にしてみてください。
まとめ
結局のところ、YouTubeのアルゴリズム(ユーザーへの動画の押し出され方)は、Googleが決めています。
そのアルゴリズムに則った動画が、前に押し出され、再生される仕組みとなっています。
ジャンル決めとは別に、SEO対策と言われる、
YouTube内で自分の動画が表示される対策
を同時にしなくてはいけませんが、YoutubeはTwitterとの相性がいいとされているので、Twitterアカウントも同時に作成し、様々なSNSなどでアピールし、より多くの人に、自分の動画を見てもらえるよう工夫していくのが良いでしょう。
長くなるので、一部を簡潔に説明してきましたが、もし「考えを詳しく知りたい」「もっと詳しく」などのご意見・ご感想があれば、コメントにてお願い致します。
アイデアの出し方の参考になる記事も書いているので、是非参考にしてみてください。
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