【狙い目なんてない?】YouTubeのジャンルの決め方
YouTubeチャンネルを開設するときに、まず考えるのが「どのジャンルで行けばいいのかな?」ということではないでしょうか。
同じユーチューバーをやるなら、再生数も稼ぎたいですし、チャンネル登録者も増やしたい、そして多くの収益を上げたいものです。
そのためにはどんなジャンルを選べばいいのか?
ここでは、自分にとって良いジャンルを選ぶためのいくつかの視点と、狙い目ジャンルを見つける実践的な方法について解説します。
「2021年3月最新版ジャンルの決め方」も合わせてお読みください。
YouTubeのジャンルの決め方
人気ジャンルから決める
YouTubeのジャンル選びでまず考えるのが「人気ジャンルから選べばいいのではないか?」ということでしょう。
何十万何百万と再生されている動画を見て、「それならこのジャンルで行けばいいんじゃない?」と思う人も多いはず。
その考え方は正しいのですが、その際、注意しなければならないのは、「ライバルの強さ」です。
いくら人気のあるジャンルでも、多数の超強力ユーチューバーが視聴者を囲い込んでいるようなジャンルでは、苦戦は必至です。
ですので、参入を考えているジャンルの動画を確認して、強力なライバルがどれくらいいるのかチェックすることは不可欠です。
かといって、「ライバルがまったくいないジャンル」がいいのかと言うと、そうとは限りません。その場合、ライバルもいないけど需要もない、ということが多いからです。
その点はバランスを考えないといけませんね。
得意や興味から決める
得意であるとか、好き、または興味があるジャンルから選ぶ、というのは、特に自分だけでYouTubeチャンネルを育てていく場合は非常に大事なことです。
なぜなら、このことは動画の内容の「濃さ」を大きく左右しますし、長期間継続して動画を作り続けられるかどうかにも影響するからです。
得意なジャンルや好きなジャンルであれば、ライバルに勝てるような動画を作りやすくなることは当然です。
逆に、まったく興味が持てないジャンルだと、動画内容が薄くなりがちですし、情熱も持てませんのでそのことが視聴者に伝わり、なかなかチャンネル登録者も増えないということになります。
ネタの多さから決める
ネタがなかなか見つからないようなジャンルだと、動画の更新が滞ってしまい、自チャンネルのコンテンツが増えず、登録者も増えにくい、という状態になりがちです。
逆に、新しい情報がどんどん出てくるようなジャンルなら、新しい動画も作りやすいですし、まだ誰も動画にしていないような新しい情報を誰よりも早く発信することで、強力なユーチューバーより先に視聴者を集めてしまう、ということも可能になります。
補助的な視点
動画の作りやすさ、要求される技術レベルからジャンルを決める、という考え方もあります。
人気度やライバルの強さ、そして興味の点から申し分ないジャンルが見つかったとしても、そのジャンルの動画作成にハイレベルな技術が必要とされると「自分には無理」と判断せざるを得ないこともあるからです。
この点、ハイレベルな技術を元々持っている人は、選択肢が増えることになります。ただ、アイデア次第で技術的不利を覆せることもあるでしょう。
広告単価からジャンルを決める、という考え方もあります。
再生数がそれほど多くなくても、お金持ちが好んで視聴するようなジャンルであれば、広告単価も高い傾向にありますが、優先すべきはあくまで自分の得意や興味でしょう。
良いジャンルを選ぶための実践的方法
以上のような視点からジャンルを絞っていくことになります。
いくつかの候補が決まったら、そのジャンルに当てはまる動画をできるだけたくさん確認します。
そうするとどんな動画を作ればいいのか非常に参考になりますし、「これなら自分でも行けそう」とか「これは自分には無理」というのもわかってくるでしょう。
「無理」と判断した場合、やるべきことは次のどちらかです。
- 別のジャンルに移る
- 同ジャンルで少し細分化してみる
細分化してみるというのは、たとえば最初は「犬」というジャンルで動画を作ろうと思っていたけど、調べた結果ライバルが強そうなので、犬の中でも「チワワ」に絞ってみる、というやり方です。
こうして、自分が扱うジャンルを決めるわけですが、最初から一つに絞る必要はありません。
なぜなら、最終的には作ってみないとわからないからです。
だから、3つから5つ程度まで絞って、最初はそれぞれのジャンルの動画を並行して作っていき、調子のいいジャンルがわかってきたらそれを伸ばす、という方法が効率が良いです。
こうすることで「自分だけの狙い目ジャンル」をみつけることができます。
まとめ
今回の内容をまとめると
- 人気度やライバルの強さ、自分の得意や興味から扱っていくジャンルを選ぶ。
- 新しい情報が多いジャンルのほうが動画は作りやすく、再生数をのばせるチャンスも多い。
- 候補となったジャンルの動画は、なるべく多く確認する。
- 最初は複数のジャンルを試し、調子が良いものを伸ばす。
あなたも自分独自のジャンルを見つけて、成功ユーチューバーを目指してみませんか?
YouTube用の動画編集にお悩みの方は、こちらの記事もご覧ください。
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