素人がブランド立ち上げに挑戦! 其の1~ロゴデザイン part 1~

素人がブランド立ち上げに挑戦! 其の1~ロゴデザイン part 1~

ロゴデザインのコツを分かりやすく

会社・ブランド・個人事業・WEBサイト・YouTubeチャンネル、などなど、
ロゴは自己ブランドにおいて、もっとも目に付き、とても重要なものだと思います。現に、ツイッターなどで「アニメアイコン」などど揶揄されることもあるくらい、ロゴ(アイコン)は、良くも悪くもそのブランドの印象を決めてしまいます。

自己ブランドを立ち上げるにあたって、最も重要でもあるこの「ロゴデザイン」に挑戦したときの方法や情報を、ゆる~くお伝えして行ければいいかな、なんて思っています。自分用に備忘録としても使います。

 

ロゴデザインでやること

「ロゴデザインて何からやればいいの?」

私も最初の疑問はそうでした。何から手を付ければいいか、右も左もわからず…。

やはりそこで役に立つのは【Google先生】!!

聞いてみた結果、このような結果にたどり着きました↓↓
※自分アレンジあり

①コンセプトを決める

②シンボルを決める

③テーマカラーを決める

④フォントを決める

⑤仮デザインを作る

 

①コンセプトを決める

コンセプト

 企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。

google検索より

言葉の意味を見てもわからないので…。

要は、立ち上げようとしているブランド(ロゴ)の、「価値観」「イメージ」「概念」「特徴」のようなものを決めてしまします。

もしくはブランドではなく、「ロゴにどんな意味を持たせたいか?」「ロゴがどういう風に見られたいか?」という点でも良いと思います。

例を挙げると”Twitter”、これの意味は「さえずり、つぶやき」です。

恐らく「鳥のさえずりの様につぶやく」という意味合いを持たせたサービス名なので、ロゴのデザインも鳥になっています。

他にも、「目につくようなデザイン」「覚えてもらいやすくしたい」「かっこいい!」「高級感のある」など、曖昧なものでも問題ないと思います。

 

②シンボルを決める

文字だけの場合は必要ありませんが、ロゴにはおおよそシンボルが含まれています。なぜなら、人にブランドを覚えてもらうには、シンボルが最適だからです。

シンボルの候補を導き出すには

・コンセプトから  ・ブランドの特徴から  ・何をやっているブランドか?

等から決めていくと良いと思います。

上の例で取り上げた”Twitter”を例に出すと、「鳥のさえずり」から鳥のシンボルが来ています。

また他にも、”YouTube”は、動画なので「再生マーク」。”Facebook”は少し変わって、頭文字の「f」をシンボルにしたもの。

このように、シンボルマークだけでも「何のブランドか?」ということが分かることが良かったりします。

 

③テーマカラーを決める

色というのは、ただそこにあるというものではなく、ひとつひとつの色に、それぞれの意味がのっかっています。

コンセプトを決めたら、それに合う色をある程度決めてしまいましょう。

ロゴに使用する色は、あまり多くない方がよく、1色、2色でも勿論OKで、多くても5色、6色辺りに留めると、この後のデザインがとても楽になるはずです。

また、色が少ない方が、見た人に記憶してもらいやすいので、やはり色は絞った方が宜しいでしょう。

 

④フォントを決める

ロゴに文字を含む場合、フォントは色と同じく、印象を決める重要な要素なので、イメージに合わせた複数の候補を挙げておくと良いと思います。

イメージカラーもそうですが、フォントにも与える印象があり、Google先生に聞けばその辺も出てくると思いますので、知識としてなくても、検索の仕方さえ覚えておけば問題ありません。

色の印象なども含め、その辺の参考サイトなどは、個別に紹介していこうと思います。

 

⑤仮デザインを作る

コンセプト・シンボルマーク・イメージカラー・フォント、がすべてある程度決まったら、仮のデザインを考えていきましょう。

どこから始めていいかわからない場合、作りやすいところから作ってしまってもいいと思います。

例えばコンセプトが、「太陽の様に人々を照らす」とかだったら、シンボルは必然的に「太陽」のマークになります。なので、太陽マークのシンボルをデザインしてしまい、その後に、フォント、もしくはテーマカラー、と続けて作っていくと、作りやすいかと思います。

仮デザインは一つだけでなく、いくつも用意しておくと良いです。

シンボルマーク×3パターン、フォント×2、イマージカラー候補×2種類

を作成してしまい、それぞれしっくりくるまで、パズルのように組み合わせていきます。

「これだ!」という組み合わせが見つかれば、それをベースにブラシュアップしていき、これというものがなくても、「このシンボルは使いたい!」というものがあれば、それを固定にして、他の要素だけを変えていけばいいわけです。

 

そんなこんなで…、素人なりに、それっぽいロゴが出来上がるはずです。

正直なところ、ダサくてもいいんです。周りから見てダサくても、それがブランドの認知につながる可能性もありますし、なにより、覚えてもらいやすくなる可能性も秘めていますので、「これ!」という正解はありません。

ご自身の納得のいくものができれば、それが正解です。

 

「aprob」ロゴの工程

それでは今回の最後に、私のブランド、「aprob」を、これまでの方法に当てはめてみたいと思います。

①コンセプト

aprobとは「A production booking」の略です。日本語訳すると、「A制作予約」と、なんのこっちゃ分からないと思いますが、”A”は私のイニシャル(笑)、制作予約とは、制作予約システムを、メインのサイトでサービスとして設けているので、それをブランド名にしてしまいました。

②シンボル

ブランドに”booking”(予約)という言葉が入っているので、単純に「本」を連想して、本のシンボルに決めてしまいました。

③イメージカラー

色はまず、自分の好きな色でもあった「青」を入れようと思っていたので、それ以外に、1色では寂しいのでもう1色入れよう、と考え始めました。

実は私、色彩学を1ミリくらいかじっていたので、色について、なんとなくの知識がありました。

青と相性のいい色の中で、3原色の「赤」「黄」が挙げられるのですが、黄色は他2色に比べて明るく、視認性が悪いので、明度も似ている「赤」を選びました。

配色が分からない場合は、おなじみGoogle先生に「配色 パターン」などで検索すると、とても便利なサイトが出てくるので活用すると良いと思います。

細かい色味については、「カラーピッカー」を使って、自分の好きな色を探していきます。カラーピッカーで選ぶと、色の数値がバラバラになってしまうので、何となく近しい色で、数値の奇麗なものを選びました。

色:R, G, B / カラーコード で並んでいます。

 黒:24, 24, 32 / #181820

 青:24, 128, 192 / #1880C0

 赤:192, 48, 48 / #C03030

 灰:96, 96, 96 / #606060

※RGBは全て8の倍数で統一しました。

④フォント

フォントについては、何となく、「直線と円」をイメージしていました。

”aprob”で、円と縦棒が良く出てくるので、単純な円と棒で構成されているフォントを検索しまくり、、、、たどり着いたのが「Advantage Demi / Bold」というフォント。

フォントは有料のものが多いですが、無料でもかなり良いものがありますので、根気よく探すと、良いものに出会えるかもしれません…。

⑤仮デザイン

”aprob”のデザインは、2パターンほど作りました。それがこちら

一つ目はボツになったパターンです。

折角決めたイメージカラーをほとんど使えていないのはもちろん、暗いイメージがあったので、2つ目の明るめで親しみやすいデザインに決めました。

シンボルが少し手間取りましたが、他は好みがあったので、すんなりと決まりました。

 

以上が私のブランド「aprob」がデザインされる工程でした。

今回は、長くなりましたがここまでで、次回は、一つ一つの工程を深堀して、お伝えして行けたらと思っています。参考になるサイトやサービスなども紹介していきます。